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現在の岡崎巧芸の看板造りをお伝えするのに欠かせないのが、3次元立体造型です。この立体造型は岡崎巧芸が設立当初から取り組んできたテーマです。何ゆえの立体造型か?と言えば、答えは大変シンプルです。そう、平面の看板より立体造型は目立ち度が圧倒的に違うのです。弊社の創業者である会長がよく口にします。「八百屋に大きなダイコンをぶら下げた、工務店には大きなカンナを付けた、一目で何の商売か分かる・・」そう、これこそが3次元立体看板の基本です。「名は体を表わす」ならぬ「体は名を表わす」ということなのです。
右の写真は20数年前に岡崎巧芸が設置したナマズのキャラクターです。これは建売住宅の建設会社の看板で、「体は名を表わす」から一歩進んで「アレはナンだろう?」というアイキャッチ効果に積極的に取り組んだ頃の作品です。「地震に強い一戸建て」をナマズの頭の上の一戸建てで表現しました。
このナマズを製作した20数年前、立体を軽く丈夫に、また自由な造型のために取り組んだ技術が「FRP-グラスファイバー」です。
FRP工法とは芯になる型にガラス繊維のシートを重ね貼りして、もしくは木やシリコンで造ったメス型にガラス繊維シートを貼り付け製作する工法です。ボートや自動車のエアロパーツ、あるいはお風呂のバスタブなどによく見られる工法でもあります。特徴としては薄い繊維を重ね貼りするので造型の自由度が高いこと、中が中空なので軽いこと、表面の硬度が高く塗装ができるため屋外展示に向くことなどが挙げられます。
写真はカーショップの屋上に「体は名を表わす」オイル用の漏斗をFRPで製作し展示した例です。このような大型の造型の場合はいくつかのパーツに分けて製作を行います。
次の写真は漏斗の本体部分です。 FRPの丈夫で軽いという特徴は屋根の上の大型展示物であっても建物への負担を最小にすることができます。
また、同じ造形物を複数製作する場合はメス型を製作することにより安易に同じものを大量生産できるというメリットも見逃せません。
これは前述した車のエアロパーツを造る場合を考えていただければご理解いただけるでしょう。チェーン店様などの場合で共通のキャラクターなどの造型物を製作する場合に適した工法と言えるでしょう。
FRPは大変丈夫な素材です。しかし表面を塗装で処理するために経年劣化による塗装のヤレや汚れはどうしても発生します。見るに耐えないというレベルまで展示するならば10年以上でも大丈夫だとは思いますが、お勧めしたいのは5年〜10年程度で塗装をしなおすということでしょう。
写真は上記のナマズ同様20数年前に製作した引越し運送屋さんの看板です。こちらは5年ごとに再塗装を施し現在も現役で展示されています。会社のキャラクターとして愛され、こちらの会社が以前に移転された際にはこの看板も一緒に連れて行っていただきました。立体のキャラクターが会社と一体になってアイキャッチを続ける好例と言えるでしょう。
デジタルでバーチャルな時代だからこそ形として実態がある3D立体造型看板がアイキャッチにつながるのではないかと私達は考えるのです。
こちらの写真もFRPの大作です。某レジャーホテルの屋上に設置したオリエンタルな雰囲気満点の逆台形の発光体、これらは全てFRPで製作しました。小さなものは中に照明を、大きなものは外から照らす照明も組み合わせました。前頁でご説明したLED技術や従来よりあるネオンあるいは各種照明などと組み合すことで立体造型の可能性は無限に広がります。この造型物は昔からある技術にとらわれず取り組んだ自信作の一つとなりました。
近隣に知らない人がいないような無敵のアイキャッチを実現する、それこそが岡崎巧芸が追い続ける永遠のテーマなのです。
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